新生「アイクポッド」第2章の始まりはスイスメイドのムーブメントを載せた「スカイポッド」から!
長い休眠期間を経て2019年に復活、多くのファンを喜ばせたIKEPOD(アイクポッド)が最新作「SKYPOD」(148万5000円、消費税込)を発表。待望のスイスメイドの機械式クロノグラフはあまりにも稀少な各色25本の数量限定。その魅力に迫ります。
90年代の熱狂ふたたび。マーク・ニューソンデザイン、奇跡の復活
今をさかのぼることおよそ28年前、1994年、オリバー・アイクとマーク・ニューソンという稀有な才能の出会いによって生み出された伝説的なスーパーコピー時計 代引きブランド・IKEPOD(アイクポッド)。時代の空気感を映した円盤型のケースは、それまでの高級時計のイメージを完全に打ち破るもの。
既成概念に縛られない自由でアーティスティックな造形は、アーティストやデザイナー、さらにはシリコンバレーのスターたちの間で瞬く間に支持を広げた。
高い評価と裏腹にいつしかその名を聞かなくなり、2012年にはブランド自体も休眠状態に入ったが、2017年に現オーナーであるクリスチャン=ルイ氏らがブランドを買収、2019年に奇跡の復活。新生IKEPODではマーク・ニューソンの手による画期的なデザインと優れた品質はそのままに、ムーブメントをクオーツに載せ換えることで手の届きやすい価格帯を実現。2020年には待望のメカニカルモデルをリリースするなど、着々と進化を遂げてきた。
伝説的なシルエットにスイス製ムーブメントと新たなダイヤルデザインをまとわせて
さて、こうした紆余曲折を経て登場する今回の「SKYPOD」。特筆すべきはやはり、リローンチ以降のIKEPODとしては初となるスイス製ムーブメントの採用だ。
この復活劇は2000年に発表された「MEGAPOD GMT」に搭載されていた未使用ムーブメントが100個発見されたことに端を発している。稀少なムーブメントの製品化に向けて尽力したのは、2008年から2012年にかけてIKEPODに在籍していた時計師ローランド・グロワ。彼がリフィニッシュを担当することによって、20年もの間眠っていたムーブメントが新たな命を吹き込まれて蘇ったというわけだ。
さらにこれにあたってダイヤルデザインも刷新。手がけているのは建築や工業デザインで活躍するスウェーデン発のデザインユニット「クラーソン・コイヴィスト・ルーネ」、メンバーのひとりコイヴィストは、自身IKEPODのコレクターでもあるとのこと。
情報量の多いGMT搭載クロノグラフだが、各スケールのインデックスを小さなドットで表し、さらにインダイヤルとダイヤルのインデックスを部分的に共有するなどさまざまな工夫によってミニマムな表現を実現。散りばめられたドットはまるで満天の星空のよう、アクセントに添えられたオレンジの差し色もチャーミング。
ケースデザインは「MEGAPOD」シリーズを踏襲するものだが、ケースサイズは47mmから46mmへとリファインされている。むろん腕時計としては大ぶりであることは間違いないが、背面のなだらかな曲面が快適な装着感を実現、数値ほどのボリューム感を感じさせない仕上がりはさすがというほかない。
ファン待望のスイスメイドモデルだが、何しろ2モデル合わせても世界にわずか50本という稀少品、価格もこれまでのモデルとはケタ違いだが、それでも争奪戦となることは必至。新生IKEPODの第2章の門出を飾る、注目のタイムピースだ。
●製品仕様
■IKEPOD SKYPOD
価格(消費税込):予価148万5000円
ケース径:46mm
ケース:チタニウム
ストラップ:ラバー(新採⽤のニューピンバックル)
ムーブメント :8103LJP(ETA7750+La Joux Perret GMT)
防水性能:5気圧防水
限定数 :各⾊世界限定25本